2020/06/08 12:43


白人警官によるジョージ・フロイド殺害事件に対する抗議行動はジャマイカでも広がっています。


66日、「ブラウンスキン」と呼ばれる在ジャマイカのアメリカ大使ドナルド・タピア氏が、首都キングストンにあるアメリカ大使館の前で行われた平和的な抗議行動を支持したことが話題になっています。

 

タピア氏は、20代前半に公民権運動家のマーティン・ルーサー・キングジュニアと平等を求めて行進した自分の経験を詳しく述べた、とジャマイカの地元新聞紙The Gleanerにあります。

 

タピア氏はトランプ米大統領から大使に指名されていますが、トランプ大統領にクビにされてしまわないだろうか、なんて余計な心配をしてしまうほど、彼の行動は勇敢で、アメリカ大使としてはぶっ飛びで、そしてとても有意義であったことは言うまでもありません。

 

見た目は白人ぽいタピア氏ですが、メキシコ人の父親を持つため、アメリカにいる時は自分も非・白人であることを理由に数々の差別を受けてきたと明かしています。


The Gleaner  Thursday | June 4, 2020 | 12:00 AM

 

DancehallQueenであるSpiceも、アメリカのアトランタで抗議デモに参加しており、「人種差別をしない白人にも是非参加して欲しい」と呼びかけていました。SpiceInstagramで、自分と同じデモに参加している白人女性が“White Silence is White Violence「白人のサイレンス(沈黙)は白人のバイオレンス(暴力)」というプラカードを掲げている写真をシェアしているのが印象的でした。



 

そして、ブログ先頭写真にあるように、ジャマイカではBounty Killerも首都Kingstonのデモに参加し、話題を集めています。

 

差別の問題は、昔から世界中のどこにでもある問題で、自分がその問題に対してどうアクションを起こすかというのは人それぞれですが、差別される人たちと共に闘う勇気があることや、少なくとも「自分には意見がある」と言えるのは、とても大切なことだと思っています。

 

ファッションブランドとしてだけではなく、社会の問題に目を向ける取り組みを目指しているCHAKA CHAKA

Tシャツデビュー作、BLACK LIVES MATTER(黒人の命は同じように尊い)です。


   



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