2020/06/14 09:43
▲Tシャツをペアで買ってくれた、昨年夏にハネムーンでジャマイカにやってきた友達カップル
コロナウイルスの影響で失業したジャマイカ人を微力ながらに応援するプロジェクト、寄付の第2回を行いました。
今回寄付したのは、独身女性のM。Mが勤めていたリゾートホテルがコロナウイスの影響で3月から休業し、Mは仕事がなくなりました。サブ・ビジネスとして小物を製作販売していましたが、出店予定のイベントは軒並み中止、収入が途絶えました。
Mには「大丈夫なの?」と時折電話で確認していましたが、いつも「大丈夫だよ。I’m blessed. 命あることに感謝しているわ。」と言っていました。
しかし、仕事がなくなって3か月。休業補償もない、失業保険もない、生活保護もない。ないないづくしの環境で無収入。さすがにやばいんじゃないかと思い、「いつも大丈夫って言うけどさ、どうやって生活してるの?収入無いんじゃない…」と聞くと同時に、うわぁ~ん!と泣き出したM。
「実はそうなの、収入が途絶えて、不安で不安で…」
先月ジャマイカ政府は困窮者に1万円の支給をしましたが、Mはその応募期間に申し込むことが出来ず、その1万円も受け取れなかったそうです。
「そんなに困っているなら、なんで今までそう言わなかったの…」と言ってしまったと同時に、「いや、ちがうな。ごめん。」とわたし。助けてと言いたくても言えない、ぎりぎりのところまで人に頼らず頑張るMの性格を考慮しなかった自分に反省しました。と同時に、「どうしよう、わたしの友達みんなこんな状態なんちゃうか…」と思うと、正直怖さまで感じたのでした。もし困っている友達が全員助けを求めてきたら、どうしましょうか。うぅん。。。
とりあえずその電話の直後、Mにジャマイカドル$15,000(≒¥15,000)を送金し、そうだこれをCHAKA CHAKAの寄付の第2回にしようと決めたという、なんともドタンバであれなんですが、そういうことになりました。
給付金1万円。(物価の高いジャマイカの1万円は、日本の1万円とほぼ同じ感覚。)
日本の給付金は10万円。その違いに、ジャマイカの置かれる厳しい現状が見えるようです。
これからもCHAKA CHAKAのアイテムを買ってもらって支援が続けられるように頑張ります。One Love!