2020/08/20 19:24
ジョージ・フロイド殺害事件をきっかけに全米、そして全世界に広まった #BlackLivesMatter 運動。「先進国」アメリカで脈々と続く黒人差別の悲しい実態が明らかとなりました。
「またか」という失望と怒り。国民の多くが有色人種であるジャマイカでも当然 Black Lives Matter 運動が起こり、ダンスホールアーティストBounty Killerのプロテストが話題になりました。
コロナウイルスの影響で今年はオンライン開催となったSum Fest 2020。オープニングの挨拶を務めたアフリカ回帰運動家のムータ・バルーカのスピーチでは、ジョージ・フロイド事件を受け、「レゲエという音楽と黒人の人権について」が語られました。そのスピーチの全訳は、以前ブログでご紹介したところです。
CHAKA CHAKAのBlack Lives Matter Tシャツは、「黒人の命を守れ」というメッセージを越えて、「肌の色なんて関係ない。わたしたちは同じ人間なんだ。」という想いを込めて作られました。Junior Reidの楽曲「One Blood」で歌われるように、同じ赤い血が流れる人間であることに変わりはないのだ、そう訴えたいと思います。
コロナ過で物理的距離に阻まれる中、「遠くにいてもあなたたちと共にある。」という、差別と闘う人たちとの連帯を示すメッセージを、愛の象徴ラスタカラーで囲んでいます。
お互いの違いを認め合うことができない世の中なんて、生きづらいですね。自分の命も他者の命も大切に思える世界を目指して!
One Love!